ギャンブルで仲間なTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のギャンブルで仲間な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月05日の時点で一番のギャンブルで仲間なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.5 1 ギャンブルで仲間なアニメランキング1位
賭ケグルイ××(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (448)
2171人が棚に入れました
良家の子女が集う名門、私立百花王学園。ギャンブルで支配されたこの学園の頂点に君臨するのは、弱者の人生を支配し、政財界にすら影響力を持つ絶対的な支配者、生徒会だった。しかし、生徒会長の桃喰綺羅莉は突然、生徒会の解散・総選挙を宣言する。選挙のルールは一人一票。全生徒に学園の頂点を目指すチャンスが与えられる。カオスと悦楽を求める綺羅莉の思惑による選挙戦。さらに、その機に乗じ、新たな脅威が訪れる。百喰一族――綺羅莉と夢子に連なる者たちが。蛇喰夢子と友情を深めてきた鈴井涼太、早乙女芽亜里、皇 伊月の4名は、この仕組まれた総選挙の中、自らの信念をかけた闘いを迫られる。弱肉強食の学園で「餌」となるか、他を喰らい生態系の「長」となるか。ギリギリの選択が心を揺さぶる「究極の選挙バトルロイヤル」がいま始まる!

声優・キャラクター
早見沙織、田中美海、徳武竜也、若井友希、奈波果林、伊瀬茉莉也、芹澤優、杉田智和、鵜殿麻由、福原綾香、沢城みゆき、潘めぐみ、井上遥乃、竹達彩奈、内山夕実、大久保瑠美、高垣彩陽、北原沙弥香、斎賀みつき、細谷佳正、石田彰、朴璐美
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

飛び道具は確かに強いが、弾が尽きると尚更弱い

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
1期視聴済み。相変わらずの、ギャンブルと顔芸アニメ。

知略戦という部分もなくはないけど、結局、「ギャンブル」と「顔」を魅せるアニメですね。

楽しめた度でいえば、一期をやや下回った感じでした。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1~6話目は、一期の雰囲気を維持。

7、8話目の税金ギャンブルは良かった。まずまずの知略戦だったし、そこに1期からの人間関係がからみ、ラストはなんか良い話に。後味も素晴らしい。こんなことも出来るんだなと、感心した。

9、10話の「五十嵐清華 編」もなかなか楽しめたのだが、ちょっとした違和感を感じた。

あれ? ストーリーアニメ、人物重視になってない?

1期レビューに書きましたが、本作はあくまで、「賭け事に狂う人、こと」を描いていると思う。それが魅力的だったんだけど、少しズレてきた。

微妙な違和感が確信に変わったのは、11、12話の「×喰 零」編。清華のように一期から出ているならまだしも、よく知らないキャラクターの背景をいきなり掘り下げられても、ふ~んとしか思わない。また、その背景自体も、浅いというか、とってつけたようなエピソード。小者感が漂い、2期のラスボスとしては完全に力不足。

大体、ギャンブルを魅せるアニメなのに、4話連続でストーリーを重視されてもね。

あと、根本的にギャンブル(100票オークション)がつまらない。まず、早乙女芽亜里がいきなり10票入れて、ん? と思った。周りが被せないと思っていたなら、まずは1票を入れるべきじゃない?

それから、出品者且つオークショニアがオークションに参加してたら、ダメだろ、普通に。だって、オークショニアだけは、自分で買った票が自分に入るんでしょ? しかも、累計で。極論を言えば、100票を200票で買うこともできて、100票に至るまでの票も懐に入るとか、あり得ない。のくせに、他のオークション参加者には「談合は許さない」て。これだけのインチキを「確認してない(○○とは言っていない)からOK」って、何が絶対中立だよ。このギャンブルで、黄泉月 るな の魅力も半減したと思う。

てか、夢子がやった1票での競り落としローテーションなんて、誰しもが最初に思い付くことだから、何の驚きも無かった。×喰にしても、2回くらいやられた時点でオークションから降りれば良かった。まだ、収支はギリで+くらいか、-だとしても、まだまだ票はあるんだから、次に可能性を残せた。

という具合に、ラスト2話は飛び抜けてつまらなかった。と思ったら、アニオリと知って、やや納得。いくら原作者が監修しているとはいえ、元々ある練られたストーリーにノイズなくアニオリをぶちこむのはかなり難しい。

この、7~12話を見て感じたのは、「賭ケグルイ」という作品自体に、もうムリがきているということ。

元々、「蛇喰 夢子」という圧倒的に魅力的なキャラ一人の力で成り立っていたような作品。しかも夢子には、「成長」という要素があまりない。最初から飛び抜けて狂っていたキャラクターだけに、毎回狂う夢子を観ても、やはりマンネリ化が進む。だから、サブキャラクターで作品を深めようてしているのだが、如何せん、誰も夢子以上には狂えない。魅力もない。唯一、夢子に対抗できそうな桃喰 綺羅莉を出し惜しみしてるんだから、そりゃこの2期は面白くない。

結局、「狂いっぷり」と「顔芸」という飛び道具に頼りきると、こうなってしまうよなという意味で、こんなレビュータイトルにした。あと、剣士としての矜持で(笑)

もし、この連続する4話を好意的に捉えるなら、蛇喰夢子というキャラクターの本質が見えたということ。「SERVAMP -サーヴァンプ」というアニメに椿というキャラがいるが、彼の言葉に{netabare} 「戦争はコミュニケーションの手段だよ」{/netabare}というものがある。この言葉を借りるのなら、まさに夢子にとっては「ギャンブルとはコミュニケーションの手段です」ということなのかもしれない。

そう考えれば、大金を積んでまで、×喰の人間性を知ろうとしたり、101票連続落札でコミュニケーションを図るのも、夢子の「コミュ障」ならではなのかな、と思った。3期は、、、ないかな? 生徒会長戦は観たいけどね。
{/netabare}

【余談~ 実写化 浜辺美波さん ~】
{netabare}
本作の「蛇喰夢子」を演じることになった、浜辺美波さん。他にも「咲」の「宮永咲」、「あの花」の「めんま」と、人気作のヒロインを演じてますね。また、「亜人」の「永井慧理子」、「となりの怪物くん」の「大島千づる」と、アニメでも高評価の作品の実写化に出演してるようです。

いや、一作たりとも実写版は観てないんで、どんな演技だったかは分かりませんが(笑)

でもまあ、これだけ短期間で人気アニメの実写化を立て続けにやるのは凄いな~と。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
OP、おしゃれだな。これ、鉄板以外の何かを取り外したんだね。いやー、作風だから分かるし、一期観てきた人間としては全然OKなんだけど、いきなり色々と振り切っているので、2期から入ってきた方は戸惑いそうだな(笑)

2話目 ☆3
この方が1話目っぽいな、普通なら。まあ、インパクト重視か。さっきの麻雀や花札の時、選挙管理委員いた? まあなんか、予想の範囲内。100%より50%の方が尊い。なるほど、ドMとの価値観の違いが良く出ていた。

3話目 ☆3
まあ、拳銃でバン、が最強ではあるわな。

4話目 ☆3
まあ、歌はなかなか。シンフォギアとかもやってるしな。私も、結構ナメテルナ、女優を。

5話目 ☆3
書き忘れ

6話目 ☆3
書き忘れ

7話目 ☆4
今までのギャンブルで一番面白いかな、心理戦で。

8話目 ☆4
ドMの仲間に引きずり込むなや(笑) なかなか楽しいギャンブルだったし、後味も悪くない。こんなん、できるんやん。

9話目 ☆2
あの塔は、ネタバレしたら終わりじゃない? あと、会長色々しゃべりすぎじゃない? ギャンブルというより、謎解きだな。

10話目 ☆4
なかなか良いラスト。理解できないのはお互い様。理に生きる女、嫌いじゃないけどな。

11話目 ☆2
レゾンディートル?

12話目 ☆1
その、負けて終われないって感覚が分からないんだよな。これはつまんなかったな~。だって、1票落札なんて、すぐに出来たことだし。×喰も、はよ逃げりゃ良いし。2回目くらいで。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 26

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

闘え、それぞれの誇りを賭けて。

この作品は、「賭ケグルイ」の2期に位置する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、1期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

劇画調の作画が、私立百華王学園の生徒たちがギャンブルに乱れ狂う様相を後押ししてくれた作品です。
本作の主人公である蛇喰 夢子の赤く艶めいた瞳が彼女のギャンブルに対する狂気のスイッチが入った証…
そんなヒロインの魅力を最大限引っ張り出すのがはやみん…
この最強タッグが功を奏した作品です。
1期から相当盛り上がった作品だったので、2期の視聴が楽しみな作品の一つでした。

物語の舞台となる私立百華王学園は、創立122年を迎え上流階級・政財界の子女が数多く通う名門校…
そこは、生徒同士のギャンブルによる階級制度によって支配されたこの学園の頂点に君臨するのは、弱者の人生を支配し、政財界にすら影響を持つ絶対的な支配者、生徒会だった。
しかし、生徒会長の桃喰 綺羅莉は突然、生徒会の解散・総選挙を宣言する…

公式HPのIntroductionの一部を引用させて頂きました。
何て言うか…どうして物語ってこうも面白くできるんだろう…と本気で思わせてくれる作品です。

百華王学園の生徒会は、絶対的な権限を持っているんです。
そしてその門扉は全生徒に対して均等に開かれている…
より良い人生を送りたいと考えるなら、喉から手が出るほど欲しい…そのためなら何の犠牲も厭わない…
人間であるが故に惹きつけられる権力なんです。

そりゃ気持ちも揺れますよね…
目の前に転がっているのはこれまで絶対的な権力を持っていた桃喰 綺羅莉の椅子なんですから…
まぁ、事はそんなに単純でも無かったんですけれど…
何故ならそんなに美味しい話に食い付くのは一般の生徒だけ…という訳ではありませんでしたから…
そう、綺羅莉が籍を置く桃喰家を本家とする百喰一族が総選挙に名乗りを上げてきたんです。
しかも一癖も二癖もありそうな人たちばかり…

これで物語が盛り上がらない筈がありません。
この強制イベントによって否が応でも視聴意欲が増しましとなった私なのですが…
完走して頭をよぎったのは、私たち視聴者以上に蛇喰 夢子がこの状況に興奮していたんじゃないか、ということです。
こうして総選挙の火蓋が切って落とされ…物語が動いていきます。

この作品の最大の魅力は賭け狂う蛇喰 夢子の言動なのですが、その源泉であるギャンブルそのものの面白さが回を追うごとにヒートアップするので何とも堪りません。
1期でも狂気の沙汰のようなギャンブルはありました。
でも、今期の方がギャンブルの内容・質ともに1期を凌駕していたと思います。

まぁ、こんなギャンブルは現実では起こり得ないのでしょうけれど…
でもギャンブルが身を亡ぼす爆弾である点だけは、現実でも変わらないと思います。
若い頃は、パチンコや競馬を嗜んでいましたが、今ではすっかりご無沙汰です。

でもパチンコで気になっている事が…
実は私の通勤経路にパチンコ屋さんがあるのですが、「新台入荷!」のパネルが壁に大々的に張り出されています。その中に結構アニメの作品を目にするんです。
つい最近ではリゼロ…その他地獄少女、ガルパンやゆゆゆなど、様々な作品があるので、「今度は何の作品の新台なのかな…?」という視点でパネルを見るのが密かな楽しみになっていたり…

気になるのは、登場時期です。
「何故その作品が今なの…?」というのを多く感じるんです。
メディアアミックスの一貫とも考えましたが、周囲の脈絡が正直良く分かりません。
パチンコはしないので、知らなくても問題は無いのですが一アニメファンとして気になっています。
最近は、パチンコ台の前でじっと座っている時間があるなら、その時間をアニメの視聴に充てたいという気持ちの方が強いですから…^^;

という訳で、私自身はギャンブルとは縁遠い生活を送っている…という訳ではありません。
人生そのものがギャンブルみたいなモノですから…
でもそんなスローなギャンブルより急転直下の早さと幅が半端無いのがこの作品の真骨頂…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、JUNNAさんの「コノユビトマレ」
エンディングテーマは、D-selectionsさんの「AlegriA」
どちらも抜群に格好良い曲です。
エンディングはAmazonMusicのFRESH ANIMEにチョイスされていました。

1クール全12話の物語でした。
はやみんとみゆきちの戦いを楽しみにしているのですが、もう暫くかかりそうですね。
時間はたっぷりかけて頂いて構いません…
この総選挙の行方がどうなるのか、続きもアニメ化されることを切に願っています。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 24
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キワモノたちの賞味期限

原作未読 1期視聴済


生志摩妄(いきしまみだり)をそこそこ愛でる私。
のっけからエンジン全開で粘膜の至るところから体液まき散らすみだり女史を拝めたとあってはなんて俺得なんだー!

となるかと思いきやそうでもない。
作品へのツッコミは数多くあれど、1期は構成の手堅さを評価してました。
2期は良くも悪くも1期と同じと言いますか、同じ路線で顔芸に磨きがかかって、新たな敵!?が現れとインフレ方向で話が展開しました。

 少々飽きました

1期踏襲となれば『賭ケグルイ』世界に対する評価も大きく変わらないので、詳述している1期レビューに詳細は譲ります。


・生徒会長を超える逸材が出てきてない ←ここが大きい!
・メアリや鈴井ら主役級がカースト下位から這い上がるサイドストーリーのあった1期


百喰一族大量投入の2期は早々に登場人物が確定し、学園内という狭いコップの中の水を掻き回す作業に似ておりました。
作中のギャンブル(ゲーム)はどれもよく練られたもので、原作者さんの苦労が伺えます。しかしながら新鮮味は薄れていきました。
好意的に捉えれば円熟味が増したということですね。ギャンブル(ゲーム)のアイディアが尽きなければ3期でも4期でも続けていってもらいたいです。
少し飽きがきた理由も


 キワモノたちの賞味期限


が到来したわけで、キャラ先行の鑑賞だと遅かれ早かれということで間違いありません。生徒会長のキャラ幅を広げるか、もしくはそれを超えるキャラの登場が待たれます。


さてマンネリ感漂う2期の特徴について、


1.底辺が底辺を動かす
一発逆転はギャンブルの醍醐味。カースト下位奴隷が“取り戻す”物語を鈴井やメアリら主役級がはったのが1期とすれば、脇役らが演じきったのが2期。
{netabare}×喰(ばつばみ)良いキャラでしたね。男装の麗人ということで動きがイチイチ宝塚だったのがツボでした。{/netabare}
{netabare}主体が脇役。モブが×喰に託し、、という構図だったため{/netabare}カタルシスみたいなのは希薄でした。
底辺にとってかわられる恐怖すら楽しめる連中(キラリや夢子)との勝負には勝てる気がしませんよ。


2.魂の解放!?
身の破滅ではなく呪縛を解き放たれた人達がいました。擦り切れて倒れる弱肉強食の世界なのでほっとできます。作品としてはOK!
自分はどうしても違和感が拭えませんでした。なんかいい話に収めてますが、賭博と心温まるエピソードとの相性の悪さが見え隠れします。
{netabare}さやかが吹っ切れたように晴れ晴れとした表情を見せ、×喰さんも復讐や誰かのためのギャンブルから自分を解放できて、と。{/netabare}
賭博ものにどうしても求めてしまう“身も蓋もない絶望感”が足りないんですよね。その期待値をキャラが上回った1期はともかく、今期は弱かったです。
解放された二人とも対象への執着をけっこう簡単に捨てられる状況にあったのにぃ、と思ってしまいます。



蛇喰夢子がことあるごとに“賭ケ”の対象がそれでは手ぬるいとベットを上げてきました。天井は人生です。
ただどうしてもその人生の上限値というものは、背負うものの多寡という点で高校生ではまだまだ低い。負けても悲壮感はなく勝っても高揚しない理由はここにあります。この作品はそこで勝負しちゃいけません。
あくまでキャラでいきましょう。責任はもちろんとりませぬ。

{netabare}俺たちのギャンブルはこれからだ!{/netabare}

頼みますぜ3期!
鈴井も今回は影薄かったしね。



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2019.09.21追記 


視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴



2019.04.22 初稿
2019.09.21 追記

投稿 : 2025/02/01
♥ : 44

64.9 2 ギャンブルで仲間なアニメランキング2位
ビルディバイド #FFFFFF 2nd season(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (31)
112人が棚に入れました
『俺には見える。俺が勝つ道が......』『今度こそ奴を倒す。 だからもう一度来い......アクセプト!「魂を賭ける者 ブルーム」!』「王」によって統治され、すべての優劣が TCG「ビルディバイド」の強さによって決まる都市―「新京都」―この新京都には噂がある。曰く「ビルディバイドで王に勝利すると、何でも望みが叶う」そして王に挑戦するためには、「リビルド」と呼ばれる TCG バトルに参加し、―「鍵」―を完成させなければならない。―誰にだって叶えたい願いがある―とある目的のため、王を倒すと誓う少年・蔵部照人(くらべてると)は、謎の少女・晩華桜良(ばんかさくら)に導かれるがまま、リビルドバトルに身を投じていく。ビルディバイドに支配された都市「新京都」を舞台に、今照人たちの戦いが幕を開ける!!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「切り札(エース)と共に、構築(ビルド)する世界(ディバイド)へ!」

この作品の原作ゲームは未プレイですが、TVアニメ第1期は視聴済です。

元々、EGOISTさんの楽曲に引き寄せられて視聴を始めた作品でしたが、気が付いたら第2期も完走していた、という感じです。

というのも、この作品の根幹となっているカードゲームがチンプンカンプンなので、カードゲームに興味が無くても視聴に耐えうる作品じゃないと食指が動かないんですよね。

そういう点では、個人的に「WIXOSS」は視聴しやすい作品でした。
内容は超が付くほどの鬱展開なので、覚悟して視聴に臨む必要のある作品でしたが、ゲームの内容に重きを置いていない点が見易さを助長していました。

この作品は「WIXOSS」ほどではありませんでしたが、何とか視聴することができました。
きっとこの作品が私にとってのボーダーだったかもしれません。

ですが、キャストが芹澤さん、古賀葵さん、渡部紗弓さんという面子だったのはプラス要素だったと思います。


「王」によって統治されている都市「新京都」
この新京都では、願いを叶えるために「王」に挑戦する戦い「リビルドバトル」が行われていた。
しかしその真実は、新京都とは仮想都市であり、
都市を動かすプログラムと融合するためのメインCPUとして据えられる
ビルディバイドの実力者を選定することなのだった。
そして照人の戦いとは、CPUとして囚われていた菊花を救うことだったのだが……

―時は流れ、3年後―
新京都はかつての街並みを失い、崩壊した都市となっていた。
民衆はKUGEと呼ばれる王の使いによって捕獲され、呪力を奪うための「樽」へと送られている。
すべては「王」を維持するために

そんな中、KUGEに追われるひとりの少女が……
少女はかつての王、蔵部菊花。
新京都の歴史の中で一番強いとされていた菊花だが、
そんな彼女でもなすすべなくKUGEに追われ続けている。
菊花の手元にはビルディバイドのデッキがなかったのだ。

『これは罪、これは罰。私には二度と光は訪れない……』
様々な後悔と共にひたすらに逃げ続ける日々
絶望の淵に沈む彼女に救いの手を差し伸べるのは――

―もう一度会いたい―
『照人に』『師匠に』
崩壊した都市「新京都」を舞台に、少女と少女が手を取り合う
大切な人に会いに行くため、彼女たちの戦いが今始まる。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

第1期のラストに布石が投じられていましたが、本作の主人公は古賀さん演じる棟梨ひより…
第1期では主人公になるとは想定できなかったキャラがまさかの主人公という設定には少し驚きでした。

言い換えると、それだけの努力や苦悩を積み重ねてきた、ということでしょう。
ビルディバイド(ゲーム)の腕も第1期の頃と比べると見違えるほど上達していましたので…

第1期とは完全に状況が反転していましたが、ひよりとキッカの掛け合いが序盤から中盤の展開を支えてくれていたと思います。
特にキッカ…
3年前まで王だったと感じられる要素は微塵もありません。
人知れず影で努力を惜しまない姿勢は、高評価だったのではないでしょうか。

ゲームの内容は相変わらずさっぱり分かりませんでしたが、終盤にはゲームを知らなくても熱くなれる展開がちゃんと用意されていました。
そう、これがあるから視聴が続けられるんですよね…
この終盤のバトルは、これまでで一番見応えがあったと思います。

そう言えば、第1期は『ビルディバイド -#000000-』(ビルディバイド コードブラック)、第2期は『ビルディバイド -#FFFFFF-』(ビルディバイド コードホワイト)と言うんだそうです。
「-#000000-」がコードブラックで、-#FFFFFF-がコードホワイトだなんて絶対に読めないと思います。
これもゲームの要素の一つなんでしょうか。
この謎は、結局最後まで分かりませんでした^^;

オープニングテーマは、EGOISTさんによる「Gold」
エンディングテーマは、Who-ya Extendedさんによる「A Shout Of Triumph」と、「Re:Painted」
wikiをチラ見して一番ビックリしたのは、「ポイズン☆SUMMER!!!」という挿入歌を歌っていたのが、「おなつ」こと夏吉ゆうこさんだったことです。
おなつ…出演されていたんですね。
恥ずかしながら全く気付きませんでした^^;

1クール全12話の物語でした。
まだ春アニメのショート作品は数作残っていますが、ようやく春アニメの視聴が完了しました。
既にもう夏アニメもどんどん終わって、秋アニメが放送される状況になっていますけれど…
一方、物語の展開は次への布石が打たれていたように思います。
まさかの続編…!?
やっぱりゲームって儲かるんだ…とこれまでは一方的に思っていましたが、
実際にゲームをプレイしてみると、儲かる作品とそうじゃない作品の二極化が激しい世界であることを知った気がします。
個人的には、プレイしている作品のサービスが終わらないことを切に願っていますけれど…

投稿 : 2025/02/01
♥ : 7
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

輝人がいないと物足りない。

{netabare}
1期は主人公の厨二的な性格と、他キャラ含めた日常回の部分に面白さがあったと思ってるが、2期に関しては1期のオチがオチだっただけに主人公も出てこないし、展開もひたすらにシリアスで一期とは別物の雰囲気。
シリアス全振り作品が嫌いと言うわけではないが、カードバトルと言う題材が題材なだけに、バトル中含めずっと真面目な雰囲気だと少し退屈だった。
1期のころは最後の方に世界観の種明かしなど、展開としても面白い部分があったのだが、2期は予定調和に初めから分かりきっているボスを倒すために、その手下に打ち勝っていくという王道アニメ的な構造。
これが普通の戦闘アニメなら面白いんだが、さっきも言った通りカードバトルと言う題材なだけに、さすがにこれだと飽きる。
基本的に話が暗い上にワンパかつずっとカードバトルで、残念だった。

良かった点としては、1期では輝人の弟子だったひよりと輝人に救われた菊花を主人公として、今度は逆に輝人を助けに行くという反対の構図の物語だったのが王道的で熱かったことかな。
菊花が過去の出来事や桜良への負い目などで葛藤しつつそれを乗り越えて前へと進む話も何回かにわたって長々とやっていて、丁寧だから共感できたし、成長モノとしての出来も良かったんじゃないかな。
ひより×菊花の百合ペアも最高。お互い思いを共有しながら、時には喧嘩し、時には慰め合ったりしたりで仲を深め合っていくのが百合アニメとして良かった。そこから、輝人を救いたいという目的で一致し最終的には二人で戦っていくのもね。
最終回も意外性などは一切なかったけど話が綺麗にまとまってはいたので文句はない。


けどやっぱり、イキリまくったり、カードデッキを埋めたり、色々ととち狂った輝人がメインだった1期の方がシュールギャグ的な面白さもあって自分は好きだったかな。
↓一話毎メモ
{netabare}
13話 ☆6
世界観変わりすぎw 捕まえられそうなのね。胸無し。
負けたら樽に入るのかw OP今回はいいな。

14話 ☆7
こいつ味方になってんのかよ。世界観変わりすぎでは
公家ってなんなんだよ。イキリフード。ドーピング

15話 ☆4
カードバトルいらん。おい今回つまらんぞ。
いつまでバトルしとるんや。あの中二病いないと少し勢い足りんな。

16話 ☆7
何の準備だよ。今回作画怪しくない? 輝人おらんと物足りんわ。
町どうなってるんだよw 何やそのエロい服 謎のエロ路線 進撃の巨人かなw
魔法バトルが始まったw ダブルスあるんか? タッグバトル否定するな。

17話 ☆8
てか樽ってなんなんだよw あれに閉じ込められたらどうなるん。
ちょっと話と演技が過剰すぎる。百合最高。熱い。誰?

18話 ☆9
OPカット多くね? 謎軍隊。ロボット?
ひぐまってあのおじさんか。
ここってカードゲームのVRゲームの世界なんじゃないのもしかしてw
ひぐまガチアンチ。
これはひぐま実は正しいことやってるオチありそうだな。
百合最高。なんかもう最終回みたいな雰囲気だな。くっそかわいい。
アイドルアニメ始まった。服装エッロ。
そんな回あったな。アイドルがこんな荒廃した世界で何やってるねん。ビルディバイドのキャラデザ好きだわ。
今回面白いな。何で今回普通にED流さないw
別にそこまで盛り上がる回でもないだろ。テルトくん出して。

19話 ☆7
誰? バーディウィングみたいな名前してんな。
イキリフード ほぼ全員集合。カードゲームとは。
性交した? 斬新なカードバトルだなw
これ負けイベくさいな。

20話 ☆6
何この画面。OPカット多くね? ルールが分からん。
負けフラグ経ちすぎ。キャラがぽっと出だからあまり思い入れがない..。場外乱闘。荒廃した世界が整うだけでは。
王道だな。よくある展開。

21話 ☆6
隙あらば触手プレイ。この回想もういいわ…。
菊花の過去にフォーカスした展開はさすがにもういらない。
カード埋めたやつが言うな。
人生はカードバトル なんでこいつは敵にアドバイスを
謎リョナ。百合にしろ。

22話 ☆8
2期になってから主人公の出番がなくなって真面目になったのと、展開が読みやすくなってつまらなくなった。
新京都と一体化? 運ゲー来た?
一期のバトル覚えてねえ。急に百合からラブコメの雰囲気に。
生き返った!?

23話 ☆3
二期は予定調和すぎる。無難。
そんなすぐに仮想世界設定受け入れられるか?
敵の目的も完全に初出設定絡みと言う微妙さ...。

24話 ☆7
2期は終始無難だった。実質複製されるのはやばいだろ。
カードゲームに合わせたポエムワロタ。デッキ埋めてそう。
特殊ED

OP「Gold」☆8.5
ED「A Shout Of Triumph」☆8.5
24話ED「Re:Painted」☆4.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

大人でも見やすいカードバトルアニメ2期

これは2期なのでまずは#000000からご覧ください

【感想】{netabare}
やっぱりカードゲームやってみたいとは思わないですね

一期と同じでカードバトルアニメにしては面白くて、普通にバトルアニメとして見られるアニメです、ただカードバトルからかなり外れた話が多くてカードバトルに期待すると逆にシナリオがうっとうしく感じるかもです
視聴対象者を子どもに限定しないのなら、主人公を美少女にしたのは正解だと思います、1クールから思っていたことですが、従来のカードバトルアニメと比べてバトルするキャラが全体的に年齢層が高くなってるのも良い

幼い男の子同士でカードバトルしているアニメを大人が見るのはちょっとしんどい
でも高校生くらいの男子だと、高校生にもなってカードゲームにマジになってるのってどうなの?ってどうしても思っちゃう
世界の危機とか命がかかっている時は、必死になるのは当たり前だと思いますけど
それでも、高校生男子が長々とカードの効果を説明して必死になっているのは痛々しさを感じてしまいます
趣味で友達とワイワイ楽しくカードゲームやるとかならいいと思いますけどね

でも女声であることでそういった痛々しさを感じなくて、それが最後まで楽しめた理由かな

私はカードゲームに興味ないですが女子や大人にも市場拡大がある程度期待できると思います {/netabare}

【タイトルの#FFFFFFってなに?】{netabare}
1期の#000000は黒色 2期が#FFFFFFは白色という意味
これは赤青緑の光の量を示す色のコードで16進数で表現するので、Fっていうのは数字の15で、FFは数字の255です
黒は0で白はMAXなわけですね
#FFAAAAだと蛍光ピンクみたいな色になるし、#AAAAFFだと蛍光ブルーみたいな色になって綺麗です {/netabare}

【キャラクター】{netabare}
美少女2人のダブル主人公でさらに華やかになりました
カードバトルって熱血系の少年がやるイメージが強くて今までそういうアニメは1話断念が多かったけど
女の子が主人公だと女子や大人も見やすいと思います {/netabare}

【作画】{netabare}
一期より良くなってると思いますが、顔と体のバランスや顔のパーツのバランスが気になることがある
統一感もなくて、同じキャラクターでも顔の印象が変わって別人に見える
バトルシーンに迫力がないのも残念で作画がこのアニメのウィークポイント
{/netabare}
【声優】{netabare}
女の子が主人公っていうのはカードバトルアニメの最適解じゃないかって思います
カードバトルアニメの欠点である長々した説明も少年声だとうるさいし男性声だと淡々としがちで聴きづらいけど
女の子だと地声が高いので大声出さなくても声が通りやすくて、落ち着いていて聞き取りやすい {/netabare}

【音楽】{netabare}
OPとても歌上手いしサビのリズムが好き、EDも良曲で今後の活躍が注目のアーティストWho-ya Extendedさん。
どっちも歌唱難易度は高そうですね・・・

いい主題歌もらえて良かったです {/netabare}

【シナリオ】{netabare}
シナリオは相変わらずこれまでのカードバトルアニメと一線を画す感じで結構良いです、でもカードバトルアニメってなんで無駄に話を壮大にするんでしょうね? 初代遊戯王へのリスペクトですか?なんでカードゲームでこんな大げさなことになってるの?って思ってしまう
もっとシンプルな話で良いとおもうんですが
カードバトルの基本ルール等説明が少なくなった分1クールより話の展開が早いですね {/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 12

62.0 3 ギャンブルで仲間なアニメランキング3位
ビルディバイド#000000(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (64)
169人が棚に入れました
『俺には見える。俺が勝つ道が......』『今度こそ奴を倒す。 だからもう一度来い......アクセプト!「魂を賭ける者 ブルーム」!』「王」によって統治され、すべての優劣が TCG「ビルディバイド」の強さによって決まる都市―「新京都」―この新京都には噂がある。曰く「ビルディバイドで王に勝利すると、何でも望みが叶う」そして王に挑戦するためには、「リビルド」と呼ばれる TCG バトルに参加し、―「鍵」―を完成させなければならない。―誰にだって叶えたい願いがある―とある目的のため、王を倒すと誓う少年・蔵部照人(くらべてると)は、謎の少女・晩華桜良(ばんかさくら)に導かれるがまま、リビルドバトルに身を投じていく。ビルディバイドに支配された都市「新京都」を舞台に、今照人たちの戦いが幕を開ける!!
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

カードゲームの実況動画

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
ビルディバイトというカードゲームの販促アニメ。

カードゲームの勝敗により、全ての優劣が決まってしまう社会「新京都」を舞台に、王への挑戦権をかけて戦う少年の物語。

カードゲームをアニメ化したものの中では、かなり「カードゲーム」の要素が強めです。それがなんか、「実況動画」観ているみたいだなと。

当然、その分ドラマ性は薄く、この辺は好みが分かれるでしょうね。

ただ、終盤はきちんとドラマ性を押しだきてきて、まずまずバランスが良いアニメだったかな、結果として。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
カードゲームというのは、様々な素材の中でも、トップレベルに、アニメとの相性が悪いと思っています。

フィールドを作る1枚の強カード+その他のカードというのは、なかなか面白いと思いした、カードゲームとしては。

が、これはどんなカードゲームアニメでも同じなんですけど、

①カードを集める過程がほぼ描かれないため、各カードに愛着がわかない。

②各カードの効果を知らないので、コンボのスゴさが分からない。

③ドローが思い通りにいく以上、戦術もへったくれもない。

という点が視聴を妨げます。

ていうか、本来はこの①②③こそ、カードゲームの醍醐味だと思うんですけどね。

私が実際にプレーしたことがあるカードゲームは、「マジック:ザ・ギャザリング」の一択(基本は青黒デッキで、嫌われてましたw)です。それも、盛んにやったのは小学生~中学生の間だけなので、大してカードゲームにはハマらずに来ました。

とはいえ、一時は本当に好きで。

まず、①ですよね。カードを買うときのワクワク感。今で言うガチャと同じシステムですが、近所で売ってるところが1ヶ所しかなく、よく通いました。

ハズレがあるから、当たりが嬉しい。

カードを金で買えるところ(中古ショップ)が出てからは、とたんにつまらなくなったな~。金で買えるカードには愛着が沸かない。ギリギリ認められるのは、トレードまでかな。

でも、アニメキャラはガンガン強キャラレアカードばかり持ってるしね。

また、②も重要ですよね。今のようにネットで簡単に情報を集められる時代じゃなかったから、実戦の中で覚えていくしかなくて。友達が新しいカードをゲットしたら、それでしばらく話が盛り上がる。

アニメとして観るとき、「知らないカードがバンバン出てきて、知らない効果が発揮される」のですが、たから「これは上手い戦術だな」思えないのが残念。

(でもこのアニメ、登場するカード少ないよね。違うキャラが結構同じカード使ってるし。まだ、カードの種類自体が少ないのかな?)

③はもう、アニメならどうにもできないですね(苦笑)

本来は、ドローの偶発性こそ、カードゲームのゲーム性を決めていると思います。もし、アニメで再現するなら、「THE FIRST TAKE」ばりに、「監督とシリーズ構成あたりが、アニメキャラと同じデッキを使って、ガチでカードバトルし、その結果を100%、アニメのストーリーにしています」という約束のもとにアニメを作るとかね。

まあ、主人公がしょっちゅう負け、しょっぱいバトルが続くクソアニメになる可能性は高いですが(笑)、斬新だとは思いますよ(当然、リアルバトルの様子は、アニメ放送後に公式サイトでノーカット放送ですよ)w

ということで、アニメとカードゲームは食い合わせが悪く、面白いアニメにするためには、カードゲームをおまけにしてドラマ性を高めるしかないわけで。実際、本作も中盤以降は、キャラとストーリーの比重を大きくしてましたよね。それで少し持ち直した感じですね。

でも、「じゃあ、別にカードゲームじゃなくてよくね?」ってなるし。難しいよね。

ああ、ちなみに私はこのレビューで1つだけ嘘をついていて、本当は「スパロボのカードゲーム」もやってたのですが、周りでやっているのが自分含めて三人だけだったので、すぐにやめました(笑) 誰か、スパロボのカードゲームやってた人、いました?(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
カードでナイフ切った(笑) とりあえず、チュートリアル(笑) いや、このルールならバーストの枚数覚えておくなんて、初歩じゃね?

2話目 ☆3
わりとカードが被っているのは、販売初期だから?

3話目 ☆


4話目 ☆2
ただバトルするだけもありなのね。妹。少しストーリーを出してきたかな。

5話目 ☆2


6話目 ☆2
なんか、能力バトルに? 迷走だよな(苦笑)

7話目 ☆3
サービスシーンで、テコ入れ?

8話目 ☆4
この回はストーリー性があって良かった。テルトのガキ臭い自尊心からの行動。

9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ストーリーは悪くない

カードゲーム販促アニメ

{netabare}
カードアニメは遊戯王を少し見たのと、WIXOSSを見てた以来...。

このアニメはWIXOSSとは違ってしっかりとカードゲームを一応ルールまで説明して入れてくる系のアニメ。
勿論一話でルールを解説されても全くわからないし、カードバトルに関しては一切面白みがなかった。
最終話付近だと、雰囲気を熱くして盛り上げている部分もあって、その辺りのカードバトルは割と楽しめたけど。
余談だけど、このカードゲームで唯一理解できたのが、めっちゃ運ゲーじゃんってことだけだが、カードゲームとして大丈夫なのか?w

で、最初はずっとカードバトルをやっててストーリーはあってないようなもんなんだなと思ってたけど、後半はがっつりとマトリックスみたいな世界観だったり、妹との因縁だったりといったしっかりとした話が展開されて、考察要素もあってかストーリーを普通に楽しめるようになった。
確かにカードバトルが多いアニメだったけど、一回もカードバトルをしない回も結構あったり、そこまでストーリーをそっちのけにしてるアニメではなかったので割とありな気がしてきたし、それこそ2クール目でかなり化けるかもしれない。

あと、キャラが良かったというのもでかい。
厨二病を患ってる主人公とかわいいヒロインとの掛け合いが好きだった。
厨二病だけど、そこまで厨二病キャラをアピールしてないのと、作中で厨二病としては扱われてないのが、よくある厨二病キャラとは一線を画していて面白かった。
サブキャラも全員個性的でよかったと思う。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆3
これがウィクロスですか。
ヒロイン可愛いじゃん、ヘアピン好き。
今期かわいい子多いな。深夜のカード系って儲かるの? 
デュエマみたいなルールだな。
説明されても正直頭には入らないよ。
シールドトリガーかな? 急にイキリだす主人公w 
比べてるとって名前なんだよw 何も頭に入ってこねえ。

2話 ☆2
国民が平等じゃない、何で時代が逆戻りしてるんだよ。
民主主義とは。なんだよこのOP...。
えぇEGOIST?うそでしょ EGOISTでワーストだわ。
胸無しw 主人公だっさw 
中二病かよw イキリ主人公。

3話 ☆6
Ryoじゃないからこうなるのか? 曲が悪い。
OPの><ひより好き 俺に迷いはない(キリッ)
ブラックw ほんと中二病主人公好き。
中二病だけど作中では中二病キャラとして扱われてないというのがポイント高い。
ギャグとして中二病するのじゃなくてさらっと中二病するのが。
運ゲーやんけ。えっなにこの世界観w 

4話 ☆5
餃子みたいなクロワッサンだな。
シールドトリガー 誰だよ。ヤンデレ怖い。

5話 ☆8
えっろ ケーキ屋に行く二人、こういうパートは面白い。
いやこの金髪どうなっとるんやw
いや魚全部返すのはかわいそう。

6話 ☆6
カード教授w エロい 矯正接続w 
謎触手プレイ ほんとキャラが面白いな。
墓地に無能を捨てるってw 要するに運ゲーじゃん。

7話 ☆5
作画崩れてない?
海が存在しない世界観で無理やり水着回作らなくていいから。
妹のせいで世界が新京都だけになった説 

8話 ☆9
安定して何もわかんねえw 妹ちゃんこわい。
お前の勝ちは偶然ばっかだなw
何だよこの劇場w S妹 これは照人が悪い。
そうはならんやろ。過去回の入れ方が無理やりすぎる。
マジで照人が悪いだろこれ。悪知恵働きすぎやろ。
やっぱり町がここだけになったのは照人を閉じ込めるため説。
面白いじゃんこのアニメ。

9話 ☆7
主人公運いいっすねw えぇ...ここで裏切りかよw
MUTEKINGみたいなAIオチじゃないよな。
無難にキッカの魂なのかなぁ。
主人公記憶もどした? 一回勝ってるのかよ。 

10話 ☆5
そんなこと言わねえよw まどマギみてーな演出
謎挿入曲 さすがに感動できん。 
もう桜良のライフは0よ! 時は来た

11話 ☆8
正直好きなアニメ。謎全裸 新京都は別世界かよ。
意外と世界観しっかりしてる。
マトリックス ビルディバイド能力が核ってw
設定に結構無理があるw えっろ なぜ服を着ている。
本体は向こうにあるってことは桜良の存在も納得がいった。

12話 ☆9
分からんけどいうて熱い。主人公の触手プレイいらねえw 
主役交代? 

曲評価(好み)
OP「BANG!!!」☆2
ED「不可逆的な命の肖像」☆7.5
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4

とろろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

新規のカードゲームアニメだけど思ったより面白かった

カードゲームのアニメは遊戯王はどのシリーズもそれなりに見てきて、ウィクロスも少し見たし、ゼノンザードとかも見た
紙のカードゲームはほとんどプレイしてないけれどDCGはハースストーン、シャドバ、ライバルズ、ゼノザ、ウォーブレ、スカガレ、百鬼、ルーンテラなど紙のゲームのDCG版のゲーム以外のカードゲームを主にプレイしてきた

カードゲームってテキストが長くなりがちでそもそも人が横から見て把握できるような構造になっていないし、ゲーム経験者じゃないと何がしたいのかわからなくて見ていて面白くないというのがカードゲームというゲームジャンルで、ゲーム配信にも向いてないし、アニメにするのも正直あまり向いてはいないと思うんよね

よくこのジャンルに挑戦するなぁと思うんだけど、同ジャンルの成功者を見ると挑戦したくなる気持ちもわかる
ストーリーも進めないといけないし、カードバトルも切りよくまとめないといけないし、視聴者はカードのテキスト知らないからちゃんと読み上げて説明しないとならないし、このジャンルの作品ってほんと作るのむずかしそうだよね

だけど、どの作品もそういったカードゲームアニメに必要な水準を満たしてくるから見ているだけでなんかテキストぶっちゃけよくわからないけど、雰囲気で楽しめる

この雰囲気で楽しめるという水準まで持っていくこと自体が難しいからどのアニメもよく出来てると思うよね

ゲーム配信とか動画を1つ見てみればわかるけど、知らないゲームの動画ってほんとに悲惨なほどつまらないし、楽しく見せる努力をしなければ素材だけでは面白く見えないジャンルだから努力の賜物だよね


遊戯王でいえば、
5D'sとかVRAINS.のような感じで、大人も子供も楽しめる方向性の作品
VRAINS.が1番印象としては近い




ビルディバイドの初見での印象は、
主人公のエースモンスターの「魂を賭ける者ブルーム」って名前が厨二全開でかっけぇって思った
テリトリーを展開したりシールドトリガーに加えてシールドにダメージ加速効果が紛れ混んでることもあるのでどこからでも逆転できる見栄えの良いゲームアニメに仕上がっていて新規のカードゲームアニメとしての出来は結構良いのではと思った

ただ、毎回似たような戦術で勝っている気がするのでこのゲームの勝利バリエーション少なくないか?とは思った
そもそもテリトリーを展開することが前提みたいになっていて展開した後の手順もほぼ固定になってしまっているからデッキの底が浅いように感じた

遊戯王だとまたくず鉄のかかしかーとかまた強欲な壺かーとかまたホープかよってなったりはするし、新規タイトルに言うのは酷かもしれないけど作中でもできるだけ新しい要素を取り入れていって欲しいなとは思った

キャラは、
主人公が受け身なタイプなのもあって、あんまりキャラ的な魅力というのはわからなかった

というか、デッキが害悪クソ運ゲーデッキだからカードゲーマー視点で見るとうわぁーってなるタイプのデッキじゃないかな

ゼノンザードのアニメとかも初期環境でアオバが最強で黄色がめっちゃ強かった上での主人公が黄色使いだったということもあって、お前とやるゼノンザード勝てないしつれぇし重いわ……って言われてもそりゃしゃーないだろみたいなツッコミをしてた記憶がある

ビルディバイドの主人公のデッキもお前とやるビルディバイドくそゲーだし一緒にやりたくないわ……ってなりそう

ランダム要素というのはカードゲームにおいて多くのユーザーに嫌われる要素だと思うので、見栄えはいいけどそれに頼りすぎているゲームを自分がプレイしたいとはあんまり思わなかった


実際にビルディバイドで調べてみると、ビルディバイドは運要素が強いように言われているけど、実力とデッキビルドで上手い人は勝てるゲームらしい
パワーバランスが上手く調整されており好きなエースで戦うカジュアル層が比較的多く、2弾では自分の好きなエースを極める方が多くいたという話らしいので聞いた話だと結構な良環境のカードゲームなのではなかろうか
強デッキにひたすらすり潰されるようなゲームではないっぽいのは良いと思う

投稿 : 2025/02/01
♥ : 2
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